■■■ 私の時間 ■■■ほとんど読書日記

| カレンダー | 今 読んでるのは | 新着記事 | COMMENT | TRACKBACK | 分類 | 過去ログ | LINK | PROFILE |
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - | posted by スポンサードリンク
しばらく お休みしています。 09:18
せっかく 足を運んでくださったのに、申し訳ありません。
落ち着いて本を読む時間が減ってしまったので、少し お休みします。
| 読書 (日本) | comments(0) | trackbacks(222) | posted by 茶味
3日で運がよくなる「そうじ力」 −舛田 光洋ー 11:36
3日で運がよくなる「そうじ力」
3日で運がよくなる「そうじ力」
舛田 光洋

これは 今月初めに買いました。
先の日記に書いた「ガラクタ捨てれば〜」の 受け入れやすい部分だけ読み、不用品の処分がかなりすすみました。
そうこうしている間に「そうじ力」なる言葉が気になって・・・・。
今回の本の前に 何冊かシリーズで出ているようですが、本屋で見つかったのがこれだけだったので、とりあえず購入。
だって 「掃除しなくちゃ」ではなく、「掃除したい」と思える って噂を耳にしたから。

私は 本来無精者です。 できることならば ゴロンと横になって本を読んでいたい。
そんな私が 掃除したくなる なんてことは まず無いだろうが・・・
疑心暗鬼で読んでいたら、やはり 掃除したら運気があがる とタイトルどおりの内容でした。
私としては、トイレを掃除すると ○運がよくなる とか、そういうのは今回も流し読みでしたが、掃除の仕方も簡潔に書いてあって、
「やってみるか・・・」
という気持ちにはなれました。

その結果、このブログが更新できないということになったわけです。(笑)
ガラクタ捨てが夏前に始まり、すっきりしたところで 「洗う・磨く」に移行して秋の半ば。

やっと 掃除がしやすい状態が保てるようになって、読書の時間が確保できるようになったかも。
いやぁ。。 我が家 とても汚れてたんですね。
これでも 掃除機は毎日かけてたし、ハンディーモップもいつも使ってたんですが・・・。
物が多いと それを動かしてまではなかなかできず、手をつけないスペースができてたわけです。

気分もすっきりしたし、なぜか 毎年出てた秋のアレルギーがでない・・・。
原因はハウスダストだったのかも。( ̄∇ ̄;)

運が良くなるかどうかは別として、気分が良くなることは確かです。(笑)
気分が良くなると 考え方も前向きになるし、その結果として 運が良くなるってことなのかな。
同居しているので、義父母のテリトリーは すざましいことになっていますが、手出しができません。
家中スッキリは、まだ無理ですが、私が動く範囲だけでも なんとか小奇麗を保ちたいな。
| 本(実用・健康・美容など) | comments(1) | trackbacks(76) | posted by 茶味
ガラクタ捨てれば自分が見える −カレン・キングストンー 09:18
ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門
ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門
カレン・キングストン, 田村 明子

この本を随分前に買いました。
風水とか占いとか、自己啓発系の本は 殆ど手にしたことがないのですが・・・。
買って、チラっと読みかけて、そのまま本棚に入ってました。(汗

読み直したのが 夏休み前だったかな・・・。
この手の本は 「○○したら △△になります。」というお決まりのパターンがあるようで、今回も そういった成功例は飛ばし飛ばし、ただ 「不用品を処分しよう」という原動力になる部分だけ読みました。

で、捨てまくったわけです。
寝室を始め、子供部屋、押入れの中、本棚の中・・・・
出るわ出るわ・・・自分でも呆れかえるほどの「いつか使うかもしれないと思っているだけで まず使わないもの」達。

掃除をする気力がなくなるのは、掃除がしにくい状態だったからなんですね・・・。
物をどかさないことには 何かが始められない。
これは 出足をくじかれる大きな原因です。

同居の義父母は 私の様子を見て
「もったいないことをする。」
と 顔をしかめますが・・・・・。
けれど 不要な物のせいで、必要なものがさっと使えない状態に かなりストレスがたまっていたんです。
「捨てる」という行為を繰り返していると、大きな罪悪感を感じます。
たしかに もったいない。
もう二度と手に入らないかもしれない。
頭の中で 悶々と自問自答しつつ、思い切って捨てました。

今のところ 何も困ったことは起こってません。(爆)
必要な物が どこにあるのかも一発で分かるようになったし、何よりも衝動買いが激減しました。
「本当に必要なのかな?」と 考えることができるようになったから。
あるはずだけど 見つからないから買いなおす。
なんて馬鹿げたことも 激減しました。

捨てたらお金が手に入った とか、欲しかったものがプレゼントされた とか、そんな部分は私にはどうでもいいことで、ただ単に、「家の中が明瞭になってすっきりした」だけで満足です。
なので、スペースクリアリングとやらの項は 数行読んだだけで閉じました。ヾ(- -;)
占いとかおまじないっぽいのは どうも 素直に受け入れられない私です。
| 本(実用・健康・美容など) | comments(1) | trackbacks(36) | posted by 茶味
天使と悪魔 08:51
天使と悪魔 (上)
天使と悪魔 (上)
ダン・ブラウン, 越前 敏弥

かなりブランクが空いてしまいました・・・。
ずっと読みたかったこの本、ようやく結末まで(3巻)読み終わりました。

同じ作者の「ダ・ヴィンチ・コード」は この「天使と悪魔」の後に出された本だったんですね。
もう一度「ダ・ヴィンチ・コード」も 違う目で読み直すと面白いかな・・・なんて思いました。

同じシリーズの本だけあって、今回も 古くから伝わる秘密が明かされていく過程が、面白く書かれていました。
ただ、眠気が勝って、読み終わるまでに数日かかりました。
「ダ・ヴィンチ・コード」は、徹夜して一気に読み通せたのになぁ・・・。
頭では同じくらい面白いと思っているけれど、体の方は、そうではなかったようです。(笑)
気候のせいもあるかもしれませんが・・・。

今回は、絵画ではなく、科学者とキリスト教との関係がかかれていました。
ガリレオを筆頭に、著名な科学者が何人も出てきます。
科学と宗教・・・。
宇宙の始まり、地球の始まり、物質が初めてできる時、命の始まり。
宗教では 「神が作った」ことになる、神秘と奇跡。
それらを 科学的に解き明かすことは 神を冒涜することになるのか・・・。

日本の有名な科学者が(湯川博士だったかな・・・)、研究に研究を重ねた後、仏門に帰依したという話を聞いたことがあります。
子供の頃に聞いた話なので、覚え違いかもしれないけれど、科学を突き詰めると「人知では計り知れない力」を感じるのかもしれないな・・・と 感動したことを思い出しました。

何もかも明らかにしていいのか、と思う反面、何もかも「神」の力だと妄信するのも抵抗があったりして、なかなか複雑です。

一応 推理小説なので、ストーリーを詳細に記すことはできませんが、今回の主要な登場人物は、「私利私欲」で動いたのではないことに安堵を覚えました。
| 読書 (海外) | comments(0) | trackbacks(2) | posted by 茶味
ゲームの名は誘拐 -東野 圭吾- 17:38
ゲームの名は誘拐
ゲームの名は誘拐
東野 圭吾

広告代理店で大きなプロジェクトの主軸になっていた男(佐久間)は、クライアント企業の副社長の一存で メンバーからはずされることになった。
佐久間には どうしても納得がいかない。
私生活も仕事も、一切の無駄を省き、そして一つ一つの成果に大きな自信をもっていたのに・・・。
どんな奴が自分を貶めたのか見てやろうと、副社長の邸宅まで行くと、若い女性がその家の塀を乗り越えて出て行くところを目撃した。

娘は副社長の愛人の娘で、気に入らないから家出したと言う。
一泡吹かせてやるつもりで 家出ではなく「誘拐」を演じようともちかけた。

まるで ドラマをみているかのようなスピード感ある展開で 一気に読み通すことができました。
完ぺき主義の佐久間と抜け目のない副社長の攻防は、どちらに軍配があがるのか とてもわくわくしました。
そして・・・・最後には。
「何かあるとはおもっていたけど、そう来たか!!!」
って 感じのどんでん返し。
爽快感のある読後でした。
| 読書 (日本) | comments(1) | trackbacks(9) | posted by 茶味
いやでも楽しめる算数 -清水 義範- 19:11
いやでも楽しめる算数
いやでも楽しめる算数
清水 義範, 西原 理恵子

清水さんの学校の勉強シリーズ(?)の中の一冊です。
他にも 国語や社会、理科などもでていて、その内の数冊は読んだのですが、この算数が私の中では一番面白かったです。

決して参考書ではありません。
そして数学ではなく、あくまでも算数に関わるエッセイです。

円の面積の求め方は 義務教育を受けた人なら必ず知ってるはず。
半径×半径×3.14(円周率)
さて、では なぜ半径×半径×円周率なんでしょう。。。

本の中で「小学校でちゃんとその理由も習っているはずのことだ。」と書いてありました。
( ̄ω ̄;)!! そうだったの??? ←完全に忘れてる人

で、子供に聞いてみました。
「何であの公式になったか知ってる?」
すると 中学生の息子は 
「あったりまえじゃん。 〜〜だからだよ。」と。
現役の小学生の娘は
「は? 知らない。」

・・・・(ノ_-;)ハア…・・・ どうやら 娘は私に似てるらしい・・・

習ったかどうだかさえ覚えていない初歩的な公式の成り立ちを、面白おかしく説明してあって、笑いながらも へ〜そうなんだ〜! と感動できました。

決して難しい数式とかでてきません。 でも 算数アレルギーの人なら 蕁麻疹がでるかも。
けど、作者は「そういう人は 読み飛ばしてください。」と言い切ってます。
単に 数学の面白さ、面倒くささをエッセイにしてあるだけなので・・という趣旨のようです。

鶴亀算についても
「そんなもの 鶴が何羽、亀が何匹か数えた方が早いじゃないか。」
みたいなことや、
「A君は 分速○メートルで出発し、10分後にB君が分速△メートルで追いかけた場合、どの地点で追いつくか。」
なんて問題にも、
「そんなこと 知りたいのか?」
って、ほんと 算数のキライなひとの気持ちが良く分かってるコメントが満載で、共感を覚えながらも算数雑学に触れる事ができました。

数学が割りと好きな息子に、今度 読んでみるように薦めたいと思ってます。
| 読書 (日本) | comments(2) | trackbacks(7) | posted by 茶味
クローズド・ノート -雫井 脩介- 13:15
クローズド・ノート
クローズド・ノート
雫井 脩介
雫井さんの本は、「犯人に告ぐ」「火の粉」を先に読んでいたため、スピード感あふれる展開をイメージしていましたが、今回のこれは がらっと雰囲気が変わっています。

どこにでもいる普通の女子大生が借りている部屋に、前の住居人の忘れ物である1冊のノートがあった。
読むことに抵抗を感じ、しばらくはそのままにしておいたのだけれど、ある日ふと開いてみるとそれは日記のようだった。
どうやらノートの中の主役は「伊吹」という名の女性で 小学校の先生であるらしい。

生徒とのやり取り、先生としての思い、それらに混じって 「隆」という男性が出てくる。
読んでいる最中に 作者の名を確認してしまいました。
「雫井さんは 男性だよね。」って。
男性作家の書く女性は 「それは男の勝手な想像でしょう。」と感じる事が少なくないのに、この本は 本当に女性がかいているのかと思うほど 細やかな感情まで表現されていました。

途中で なんとなく話の流れは分かってしまいます。
それでも、落ち着くところに落ち着いた結末に 安心したい自分がいて読み続けていきました。

後付を読んで、
「そうだったんだ・・・・。 だから こんなにもリアルで、ノートの中の人が生き生きとしているんだ・・・」
そう思いました。

恋愛小説と言ってしまえば それまでですが、思いを伝えることができて本当に良かったと思います。
できれば もっと早くに伝えたかっただろうに。
思いを伝えた恋愛は、その結果がどうであれ、自分の中で消化されていくような気がします。
逆に、思いを伝え合わないまま会うこともなくなった恋愛は、いつまでも引きずっていたり。
初恋が 大人になっても忘れられないのは、大半が思いを伝えることもなく不器用に終ってしまったからじゃないかな・・・なんて思います。

余談ですが、読み始めると「万年筆」が欲しくなります。(笑)
| 読書 (日本) | comments(0) | trackbacks(1) | posted by 茶味
フェイササイズ 21:51
フェイササイズ
フェイササイズ

これ、数日前に買いました。
加齢による顔のたるみ・・・。
気になりながらも 「仕方が無いよね、自然の摂理だよね。」なんて言い訳しながら 過ごしてきた。
当然 鏡を見る回数は減り、もう 女を捨てた状態??( ̄∇ ̄;)

肌が弱いこともあって、普段から顔に何かを塗ることは極力さけている私。
エステとか、高級化粧品とか、効果があるんだろうと思いながらも アレルギーが怖くて二の足を踏みっぱなし。
10年ほど前に ひどいアレルギーをおこし、一気に10歳は年をとったような顔になってしまったのだ。
その時 目の周りは、まるで老婆のようだった。。。
徐々に治ったものの、結構気に入っていた下まぶたのぷっくりしてたのが 完全にしぼんだ状態になっちゃって それは まだ回復してない。
それ以来 効果の高い化粧品は 逆に怖くて手が出せなかった。

でもねぇ・・・鏡を下に置いて覗き込むと、もう 化け物としか思えない自分の顔。
ふと鏡に映った顔を見ても、いつも 疲れた顔してるし。
奥二重だった目も たるんで どうみても完全一重にしか見えない。
文句言いたげな口。

人生終ったな・・・・(/_;)

で この本に出会った。
まだ 全てのエクササイズができるようにはなってない。
結構 きついんだもん。
顔の筋肉痛なんて、生まれて初めて味わった。
全部は無理だけど、少しずつ始めて三日ほど経った時、
「お母さん 目が大きくなったね。」と息子が・・・。
次の日は
「お母さん、 何か楽しいことでもあったの?」
と娘が。
ダンナは 何も言わないけれど、「あれ?」って顔して私の顔を時々見てたりする。

子供たちが学校に、ダンナが会社にいっている時にしかフェイササイズはやっていない。
だって すんごい顔するんだもん、いくら家族でもあれは見せられないっしょ。(爆)

自分でもうすうす効果は感じていた。
でも お世辞を言う必要の無い家族がそれっぽい反応を示してくれたってことは、表情が変わりつつあるんだと思う。
鏡で間近でみれば、まだまだ 目の周りの弛みが気になる。
でも ふと見る鏡の自分が 前より疲れた顔をしていないのが嬉しいな。

年も年だし、20年前とは言わないけど、数日で3歳くらいは若返るような気がする。
2週間で5歳はいけそうかな。
正しいやり方をマスターして、毎日ちゃんと取り組んだら、10歳はいくかも・・・
・:*:・( ̄∀ ̄ )。・:*:・ポワァァァン・・・

と、まぁ、顔を筋肉痛にしながら妄想しております。(笑)
それだけでも 若返り効果ありだよね?
| 本(実用・健康・美容など) | comments(0) | trackbacks(56) | posted by 茶味
パラレルワールド・ラブストーリー -東野 圭吾- 09:16
パラレルワールド・ラブストーリー
パラレルワールド・ラブストーリー
東野 圭吾

読書のペースががくっと落ちてしまった夏の終わり。
生活リズムがもどり、ようやく本を読める時間がもてそうで、何冊か用意しました。

最初に読んだのが、東野さんの「パラレルワールド・ラブストーリー」
東野さんの本なら、すいすい読めるかと思ったのですが、思いがけず読みづらく、時間がかかりました。

テーマは記憶の改ざん。
今 同棲している彼女は、実は親友の彼女ではなかったか・・・
そして、その親友は どこへ行ってしまったのか。
なぜ 親友の居場所を知らないまま 不思議に思わなかったのか。

崇史は なんとなく今の状態に違和感を感じるようになってきた。
自分の記憶に疑いをもつようになった崇史は、会社が秘密裏にすすめているプロジェクトと自分の状態を結びつけはじめるのだが、なぜか その秘密を知る人が次々と姿を消していく。
そして 最後に明らかになったのは・・・・・。

過去にあった実際のことと、今の自分が交互に出てきて、最初のうちは時間の流れが掴みにくかったのですが、中盤からはスムーズに読めました。
展開の仕方が 洋書っぽい感じかな。
東野さんにしては、珍しい構成かもしれないと思いました。

記憶の改ざんにかんしては、前に読んだ「奇跡の人」にも出てきて、やはり同じように抵抗を感じました。
アルツハイマーをテーマにした本も数冊読んで、人間にとって、「記憶」というものが どれだけ大きな存在なのか、自分が自分であるためのよりどころになっているものなんだな・・と思うようになりました。
記憶に関する研究も、クローンとかと同じで、人が触れてはいけない領域と紙一重の位置にあるような気がします。
物事が科学的に解明されたり、研究が進んだりすればするほど、倫理観の大切さを感じます。

| 読書 (日本) | comments(0) | trackbacks(12) | posted by 茶味
オロロ畑でつかまえて -荻原 浩- 10:43
オロロ畑でつかまえて
オロロ畑でつかまえて
荻原 浩
この作品は どうやら荻原さんのデビュー作のようです。
今まで読んでいた本とは 随分とイメージが違いました。
どちらかと言うと シリアスな話が多い印象があったのに、これは ユーモア小説の部類に入ると思います。
むか〜し読んだ、「農協 月へ行く」とか「オヨヨ島」シリーズとか、そんな雰囲気で、気軽に読める本でした。

過疎化の進む山深い村の中年数人で成り立っている「青年団」
何も無い村。
現状を何とかしようと「村おこし」をするため、広告代理店に依頼した。
大手広告代理店では 相手にされず、潰れかけの小さな会社に依頼したものの、ありもしない「怪獣」をでっちあげる とんでもない案くらいしか浮かばない。
その案を実行し、村は大騒動に巻き込まれる。

いやぁ・・・荻原さんのイメージが変わりました。(笑)
ユーモア小説を書くから 真面目なイメージではないと言うわけではありませんが。
重い作品の多い遠藤周作だって、狐狸庵と名乗ってすごく面白い本を書いてるし。
幅の広い作家さんなんだな・・・。
| 読書 (日本) | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 茶味
| 1/25 | >>