語りかける中学数学
これは 中学生の息子のために買い求めました。
2800円が 高いか安いか・・・は 子供しだいということですが。
今は息子の机の本棚に納まっているこの本。
私は 少し目を通しました。
分かりやすいです。 参考書を沢山持っているわけではないのですが、従来の参考書とは随分違うのです。
娘は6年生。 5年生で、割り合いとか道のりとかをやりました。
なかなか理解できない娘に 私があの手この手で説明したことが 易しい言葉で分かりやすく書いてありました。
たとえば、百分率。
いわゆるパーセントですが、この意味をしっかり習ってない。
読んで字の如し。
「百に分けたうちのどれだけであるのか」を問われていることを理解していない娘は、文章の中の数字を苦し紛れに掛けてみたり割ってみたりしてるだけでした。
パーセントを分数に置き換えれば なぜ 掛けなくてはいけないのか、割らなくてはいけないのかが分かるのに、学校では いきなり
「く も は」とか言う言葉を円の中に書いた公式のようなものを教え、それに当てはめろという教え方をしているようで・・・・。
頭の良い子なら それで 理解できるのかもしれないけど、家の娘はダメです。
数直線を書いたり、分数にしたり・・・私がしどろもどろになりながら説明したことが、とても丁寧に書かれてありました。
考える道筋を語ってくれる内容なので、ポイントを挙げて丸暗記というスタイルではありません。
数学の得意な子には、まどろっこしいかもしれないほど
「どうして間違えてしまうのか」まで説明されています。
読み物ではなく 参考書ですが、中学生の息子が数検を受ける際に、学校で習っていない単元をこの本で理解したようです。
息子は数学は好きな方ですが、それでも
「そうなんだよなー。 ついこんな風に解いちゃいそうなんだよね。」
と、説明文を読んで共感を覚えることがあるようです。
最初から最後まで読み通すのではなく、必要な単元のページを開く形で使っているようです。
このシリーズで、英語とかも出てくれるといいのになぁ。。。