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卒業 -重松 清- 13:08
卒業
卒業
重松 清

タイトルの作品を含む、4つの短編が収められた本です。

この本の中では、「卒業」は、単に学校を卒業するという意味だけではなく、自分や家族がとらわれているものからの脱却としてとらえられています。

まゆみのマーチ
主人公は ひきこもりになってしまった中学生の息子をもつ父親。
がんばってがんばって合格した難関中学に入ってまもなく「燃え尽き症候群」になってしまった息子を 追い詰めてはいけないと気をつけながらも がんばって欲しいと願ってしまう。
そんな中、田舎の母の臨終に立ち会うために帰郷し、子供の頃 登校拒否をしていた妹のまゆみと話、親として何ができるのかを悟る。
息子の引きこもりからの卒業ではなく、息子が引きこもっていては「自分が困るのだ」と気づき、そのしがらみからの卒業を語っています。

あおげば尊し
厳しく冷たい教師であったけれど、最後まで自分の信念を貫いた父親の、人生の卒業。

卒業
出産前に自殺してしまった実父。 その親友を突然訪ねた中学2年の少女には自殺未遂の傷跡があった。 実の父親のことを知らないほうが 今の生活が上手くいくと判断した現在の親と、少女のわだかまりからの卒業。

追伸
幼いころに実母を亡くし、義母に懐けなかった少年が、40を過ぎてやっと「おかあちゃん」と呼ぶ事ができた 「母のノート」からの卒業。

人生の大きな区切りを迎えた4組の家族。
卒業って、「区切り」よりも もっと重い言葉だな・・・と あらためて感じました。
| 読書 (日本) | comments(0) | trackbacks(2) | posted by 茶味
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