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クローズド・ノート -雫井 脩介- 13:15
クローズド・ノート
クローズド・ノート
雫井 脩介
雫井さんの本は、「犯人に告ぐ」「火の粉」を先に読んでいたため、スピード感あふれる展開をイメージしていましたが、今回のこれは がらっと雰囲気が変わっています。

どこにでもいる普通の女子大生が借りている部屋に、前の住居人の忘れ物である1冊のノートがあった。
読むことに抵抗を感じ、しばらくはそのままにしておいたのだけれど、ある日ふと開いてみるとそれは日記のようだった。
どうやらノートの中の主役は「伊吹」という名の女性で 小学校の先生であるらしい。

生徒とのやり取り、先生としての思い、それらに混じって 「隆」という男性が出てくる。
読んでいる最中に 作者の名を確認してしまいました。
「雫井さんは 男性だよね。」って。
男性作家の書く女性は 「それは男の勝手な想像でしょう。」と感じる事が少なくないのに、この本は 本当に女性がかいているのかと思うほど 細やかな感情まで表現されていました。

途中で なんとなく話の流れは分かってしまいます。
それでも、落ち着くところに落ち着いた結末に 安心したい自分がいて読み続けていきました。

後付を読んで、
「そうだったんだ・・・・。 だから こんなにもリアルで、ノートの中の人が生き生きとしているんだ・・・」
そう思いました。

恋愛小説と言ってしまえば それまでですが、思いを伝えることができて本当に良かったと思います。
できれば もっと早くに伝えたかっただろうに。
思いを伝えた恋愛は、その結果がどうであれ、自分の中で消化されていくような気がします。
逆に、思いを伝え合わないまま会うこともなくなった恋愛は、いつまでも引きずっていたり。
初恋が 大人になっても忘れられないのは、大半が思いを伝えることもなく不器用に終ってしまったからじゃないかな・・・なんて思います。

余談ですが、読み始めると「万年筆」が欲しくなります。(笑)
| 読書 (日本) | comments(0) | trackbacks(1) | posted by 茶味
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