■■■ 私の時間 ■■■ほとんど読書日記

| カレンダー | 今 読んでるのは | 新着記事 | COMMENT | TRACKBACK | 分類 | 過去ログ | LINK | PROFILE |
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - | posted by スポンサードリンク
仮面山荘殺人事件 -東野 圭吾- 21:24
仮面山荘殺人事件
仮面山荘殺人事件
東野 圭吾

続けて東野さんの作品を読みました。
こちらは 短編ではありません。

高之の婚約者である朋美は、結婚式を目前に控えて事故死してしまう。
仕事の面でも付き合いのあった朋美の父に招待され、山荘に向かった高之。
その別荘には8人の男女が集まった。
そこに逃亡中の銀行強盗が押し入り、新たな殺人事件が起こる。
脱出を試みようとしても なぜか妨害が入る・・・・犯人は強盗ではなく身内なのか・・・?

序盤あたりで、犯人はこの人ではないか・・・と ちらっと頭をかすめたものの、読んでいくうちに どうやら違うらしいと思い始め、後半になって、やはりそうだったのかと思い始めたところで、大どんでん返しがありました。
「こんなのあり?」って思いながらも 後味は悪くはなかったです。
| 読書 (日本) | comments(1) | trackbacks(1) | posted by 茶味
探偵倶楽部 -東野 圭吾- 21:01
探偵倶楽部
探偵倶楽部
東野 圭吾

これは 短編集です。
探偵倶楽部 とは、金持ちを対象にした会員制の探偵事務所のこと。
そして その探偵は クールな男女のペア。
無駄なことは一切しない、その徹底振りにプロ意識を感じます。
どうやって調べたのか、調査方法は全く書かれておらず、淡々と調査内容を伝えている。
その間は、他の登場人物の様子が書かれている。
依頼後の探偵達は、殆ど姿を現さず、次に探偵として出てくる時には調査報告の時なのに、さぞかし知的でスマートな調査をしているように感じさせられるのは さすがだな・・と思わせます。
前半と後半にしか姿を現さない主役・・・
なんだか かっこよかったです。
| 読書 (日本) | comments(1) | trackbacks(2) | posted by 茶味
みんなのDSゼミナール カンペキ漢字力 12:03
みんなのDSゼミナール カンペキ漢字力
みんなのDSゼミナール カンペキ漢字力

気になっていたこのソフト、とうとう買ってしまいました。
登録できる人数は3人だったので、今回はダンナ抜きで、子供たち二人と私が登録しました。
一学期に漢検を受けた息子は、なぜか梃子摺っています。
字が汚なすぎるせいか・・・・?(笑)
私は 二日で名人になれましたが、難読漢字が出るわけでもなく、常用漢字から出題されるので、大人としては出来なくては恥ずかしいかと・・・嫌な汗をかきつつがんばりました。
9段が高校卒業程度、その上の名人がそれ以上とのレベルなので、もともとが小中高校生向きのソフトかな。
でも 初めて知った四字熟語も結構あったし、それらの読みや意味が表示される機能もついているので、なかなか勉強になります。

私も名人に昇格したとはいえ、読みで点数を稼いだ結果なので、書くほうは悲惨な状態。
薄ぼんやりと思い出しかかっているのに、書けなかった漢字がかなりあり、
「うそ・・・・ 絶対知ってるはずなのに・・・・」
って 落ち込むことが度々。
時々遊んで、これ以上忘れないようにしたいなぁ。
| 買い物 | comments(2) | trackbacks(0) | posted by 茶味
ラストシネマ -辻内 智貴- 11:54
ラスト シネマ
ラスト シネマ
辻内 智貴

辻内さんの作品の登場人物は、誰もが優しくて、でも決して特別な人ではなく 身の回りに良そうな人達。
今回のラストシネマも、9歳の男の子だった夏を振り返る話です。
映画が大好きな少年は、父の友人でもある雄さんに映画の話を聞くのが大好き。
でも その雄さんは 癌に侵されて入院中の身で、日に日に容態は悪くなっていく。
映画の世界にあこがれ町をでてから 病気で帰ってくるまでの間に、たった1作だけ出演した映画があるという。
台詞もたった一言。
映画のタイトルも言わないまま、雄さんは意識も朦朧とし始めてくる。
「雄さんの映画が見たい。」一心で、隣町の映画館に通い、ようやく見つけたその映画。
もう 自分の映画だと理解できるか堂かも分からない雄さんに是非とも見せてあげたいと、少年は考える。

損得なしに、自分が人のために何かをしたい気持ちというものがある。
町を捨て、恋人を捨て、何もかも捨てて夢に向かった雄さんの、たった一つの思い出を、最後の最後に見せてあげたいという少年の気持ちと、そのために周りの大人がとった破天荒な行動(これは笑えちゃうけど)にすら 感動しました。

もう一作、「中村正太郎さんのこと」という短編も入っています。
普通の、どちらかと言えば目立たない存在の善良なおじさん。
そんな中年男の暮らしぶりが、なぜだか 心に染みます。
「そんなものなのかもしれないな・・・人間の幸せって」
そう呟く中村さんの言葉には
「きっと そんなもんだよ。」
って答えたくなります。
| 読書 (日本) | comments(0) | trackbacks(2) | posted by 茶味
アーモンド入りチョコレートのワルツ -森 絵都- 22:05
アーモンド入りチョコレートのワルツ
アーモンド入りチョコレートのワルツ
森 絵都

この本には、3つの短編が収められています。
「子供は眠る」 シューマン 「子供の情景」より
「彼女のアリア バッハ 「ゴルドベルグ変奏曲」より
「アーモンド入りチョコレートのワルツ」 サティ「童話音楽の献立表」より

どの話も ピアノ曲から生まれた物語で、もちろん 話の中に、たくさんのピアノ曲が出てきます。
そして、1話ごとに 13才、14才、15才と 主人公の年齢が上がっているのも面白かったです、
曲のイメージと、主人公の年齢のイメージの重なりが絶妙というか・・・・。
そして、この作者は 子供たちの心理を本当に良く分かっていることに驚かされます。
大人の目線のはずなのに、今となっては些細なことにムキになっていた気持ちとか、目を輝かせていた気持ちとか、タイムスリップしたかのように思い起こされます。

主人公と同年齢の子供が読むのも、親が読むのも、ピアノの好きな人が読んでも、素直に話しに入っていける物語。
読みながら、つい CDや楽譜を探したくなりました。
| 読書 (日本) | comments(0) | trackbacks(1) | posted by 茶味
百万の手 -畠中 恵- 09:51
百万の手
百万の手
畠中 恵

「うそうそ」の畑中さんの本です。
今回の「百万の手」は・・・・・。

中学生の夏貴と正哉は幼馴染であり、親友。
親友の家が不審火によって火事になり、両親の残っている燃え盛る家に夏貴の目の前で飛び込んでいった正哉、そして 一家3人が焼死することになった。
飛び込もうとする正哉を押しとどめる際に、正哉は携帯を夏貴の手に残した。
その正哉の携帯から 声がする・・・・。
「火事の原因を突き止めてくれ」

夏貴は、母親との関係がストレスになっていた。
父が亡くなって以来、母親が自分を見る目が変わってきたのだった。
女友達からのプレゼントを 勝手にズタズタに切り裂いたり、父と同じ髪型をさせようとしたり、それは 息子を見る目ではなく、夏貴はそのストレスからか、過呼吸の発作を時折起こす。

一見、正哉の件と夏貴の母親との件は 無関係に見えるのだけれど、話が進んでいくうちに 根の深いところで繋がっていく。
不妊治療。
その病院は 不妊治療では全国的に有名で、多くの実績を残していた。
夏貴も正哉も、治療の結果生まれてきたのだったが・・・。

夏貴の出生の秘密。
すべては そこに繋がっていく。

今でも 「神の域」という扱いを受け、何かと問題になっている研究途上の命。
どんな命にも 代理の存在は不要だと、私は思う。
7年子供に恵まれなかった私は、不妊に悩む人の気持ちも よく分かるつもりだ。
「自然に授かるまで待つ」ことを通すことができたのは、周りの理解もあったからだとは思うけど、心無いことを面と向かって言われたことも 少なくない。

研究者の倫理観、その研究の成功を願う人の存在、許せない人の存在。
事件の発端は、そんな思いがけないところにあった。

命の尊厳。
人によって 判断の基準が違うものなんだろうけど、研究はしても その活用には倫理観を求めたいと思う。
| 読書 (日本) | comments(4) | trackbacks(21) | posted by 茶味
すべての雲は銀の・・・ -村山 由佳- 09:40
すべての雲は銀の…〈下〉
すべての雲は銀の…〈下〉
村山 由佳

死別と生き別れ・・・どちらが辛いんだろう。
主人公の祐介は、手痛い失恋をした。
彼女の新しい彼は、寄りにもよって自分の兄。
いたたまれない状況を見かねた友人タカハシの勧めで 信州のペンションに住み込みで働くことになった。
そこで出会った人たちとの関わりと、疲れ切るまで働くことで、思い悩む気持ちが少しずつ薄らいでいく。
でも、忘れたわけじゃない。 回数は減ったとは言え、思い出せば辛い。

ペンションに集う人達も、それぞれに抱え込んだものがあり、それが その人の人となりを形成している。
あぁ・・・人間って こうなんだよね。
そう、素直に受け止められる話でした。

取り立てて刺激的な事もなく、普通の日常を書いてあるのに、なぜか退屈しない。
出てくる人が みんな優しいからかな。
| 読書 (日本) | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 茶味
陽気なギャングの日常と襲撃 -伊坂 幸太郎- 09:57
陽気なギャングの日常と襲撃
陽気なギャングの日常と襲撃
伊坂 幸太郎

「陽気なギャングが地球を回す」から読んだ方が良かったのかな・・・・。
でも これ とても面白かったです。
真夏日が続いて、読書のペースがめっきり落ちていても読めました。
最初は短編集かと思ったのですが、後で 話が繋がっていって 面白い構成だと思いました。
後書きを読んだら、本当は短編だったのを 手を加えてまとめあげたとのことでした。

主役のギャングは四人。
これが また 個性的な人の集まりで、すごく良い!
人物像が 前に読んだ「とっても不幸な幸運」(畠中恵)の人物に負けないキャラクター揃いでした。
ある種の美意識があるというか、鮮やかで誰も傷つけない手口は、ねずみ小僧のような影のヒーローのようです。

やはり 原点である「地球を回す」を読まなくては・・・・・。
| 読書 (日本) | comments(6) | trackbacks(5) | posted by 茶味
閉鎖病棟 -帚木 蓬生- 20:23
閉鎖病棟
閉鎖病棟
帚木 蓬生

帚木さんの作品は 初めてです。
とても読みやすく、温かい目線を感じました。

タイトルの閉鎖病棟とは、字のごとく、閉鎖された病棟のこと。
脳や精神に障害がある人たちの 入院生活を、精神科医でもある作者が 
医者の立場からではなく、患者の側から書いています。
私は、前から、事件が起こると「精神鑑定」をすることが多々あることに疑問でした。
人を殺めるような時に、そもそも 冷静であるわけが無いだろうと。
精神的な障害がある人全てが 犯罪予備軍ではないだろうし、健康体である人だって信じられないようなことをしでかしたりもするし。

もちろん、凶暴な行為を繰り返してしまう症状や、善悪の判断ができない症状の人もいるとは思うけれど・・・。

この小説に出てくる患者は、みな反社会的な行動を起こして入院させられた人たち。
薬を服用したりすることで、落ち着いた生活ができている。
人を思いやる気持ちも、悲しい気持ちも、同じように持ち合わせています。
でも・・・入院するまでに至った経緯から、喜んで受け入れてくれる家族はいません。
15年、20年・・・・もしかしたら一生 病院で過ごすことになるのかも。
犯した罪に対する刑期よりも長く、そして、刑を受けていないことで自責の念から逃れる事ができない。

全ての患者に当てはまるとは思わないけれど、社会に受け入れるべき人までをも隔離したり、差別的な目で見たりしているのではないかと 後ろめたい気持ちになりました。
つまりは 私も、色眼鏡で見ていたということです。
猟奇的な事件が起こる度に、その色眼鏡の色が濃くなってしまうのですが・・・。

考えさせられる本でした。
| 読書 (日本) | comments(2) | trackbacks(0) | posted by 茶味
ZOO(1) -乙一- 13:39
ZOO〈1〉
ZOO〈1〉
乙一

乙一さんの作品は初めてです。
まずは短編集から・・・と思って手にしました。

なんとも不思議な世界を書く人なんですね・・・。
ホラーになるのかな。
その割りには 淡々としていて、映像にしたら悲惨になりそうなのに、残酷さをあまり感じませんでした。

うーーーん・・・・・。
村上春樹さんの本を読んだ後みたいな、不思議な空間を覗いたような気持ちにさせられました。
長編を読んだ方が、理解できたのかもしれないな。
| 読書 (日本) | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 茶味
<< | 2/25 | >>